かさを忘れるうた

かさをさして家を出て 雨がやんだら
どこかへ 忘れる
わたしなのです

夢に聞いた 風のうた つかまえたら
抱きしめて 頬ずりしたい
わたしです

 やがて空に舞う 水のゆくえ
 みんな眠りについて 樹々と遊んだ

北へ向かい歩き出し 星を見てたら
どこかで 迷ってしまう
わたしです

いつの日にか 愛の国 辿りついて
なみだを 流したい
わたしなのです

 きっとその昔 ここで出会って
 あした 指きりするよ
 今をありがとう

 月はまんまるく 時を踊って
 夜のすきまに降りた
 朝を迎えに