ライオンのうた ~月のみちをいこう~

ゆらり ゆらり
つきのみち
わたしにかえる
蒼い夜 数えて
森をぬけた

くねる うねる
くさのみち
風がとまった
とびきりのたからもの
胸にえらんで

かたくのびた おひげは
ぴんと いたくて
おもいきり泣いたから
たてがみ ゆれた

やぎのように
てらされて
あなたに 出会う

ゆらり ゆらり
つきのみち
空にのびてく
ちぎれ雲 とぎれて
あと どれだけ

とおく ちかく
匂いだす
ひかりを誘う
からからの しっぽだけ
胸にはさんで

のぼりつめた むこうに
きらきら ひかる
あなたに 溶ける声が
めぐりくる時

海が 蒼が
見えたから
歩いてゆける