満月のとき

とおりすぎる自転車
あの窓から
切なさに 両の手をふって
風にゆれる私は
星みたいに
はるかな ひとりぼっち

黒い雲がやぶれて
まちわびてた
きれぎれのきもちまでうつす
光の輪がほどける
やみにとける
よせてはかえす 私をてらせ
 どれだけ 人たちは 祈ってきただろう
 どれだけ 女たちは 血を流したろう

やがて海は あふれて
空をつかみ
やわらかな かけひきをおえる
風にゆれる私は
さあ かえろう
あなたに 会いにゆきます