月をみてる

月をみてる かたむいて
けんかのとちゅうで かぜひいた
ほほえむよな ふりをして
貝がら だれかに あげましょか

  きみのきみのわがままがわるい
  そっぽむいた あとから
  きみのきみのさみしさがしみてくる
  たどってみたら……あいのかたち

ほうりなげた ことばから
ぴかぴか 虫歯が はえました
とおりすぎる 貨物列車の
おとしもの どこへ とどけよか

  きみのきみの弱さがきらい
  しっぽまいてにげても
  きみのきみの声がついてくる
  ふりかえったら……

  きみがきみがみえないときには
  らっぱならして ごまかした
  きみにきみに はぐれてる ぶらんこが
  風にはためく
  きみがきみが旅にでるときは
  ずっとだまってみおくった
  きみのきみのたよりないてぶくろの
  あなぼこみたい

  きみのきみのかさぶたはぐって
  やっと 自分に たどりつく
  きみのきみのてのゆびがふれるとき
  星がながれる
  きみのきみの口ぐせがほろり
  だってほんとにおかしくて
  きみのきみのみちかけとおりぬけて
  空にわらった
  らららら……